退去日までにやっておきたい、ちょっとしたキズ隠し

引っ越しするにあたって、気になることと言えば・・・これまで住んでいた旧居についてしまった、ちょっとしたキズ。

 

日焼けなどによる劣化の範囲であれば原状復元の費用を負担する必要はないのですが、ちょっとでもキズをつけてしまっていると、それを理由に「クロス張り替え」「フローリング張り替え」などという、負担の大きな修繕を請求されてしまう可能性が高いです。

 

そんな「ちょっとしたキズ」を何とか隠せないものでしょうか?

 

フローリングのこすれキズを隠そう

フローリングによくついてしまうのが、ちょっとしたこすれキズ。
これを隠すなら、100均などで売っている、クレヨンのような「フローリングのキズ隠しペン」を利用するのが一番手軽でおすすめです。

 

フローリングの色に特に近いキズ隠しペンを選んで、キズをなぞるようにして隠し、キッチンペーパーなどで拭き取る、という作業を数回繰り返すと、一見しただけでは分からないレベルまで隠すことも可能です。

 

ただし、フローリングのキズ隠しと言っても「大きな凹みができた」というような状態のキズ隠しはあきらめましょう。「凹みを埋めるパテを使ってキズの表面を平らにし、その上からキズ隠しペンを使う」などという方法がよく紹介されていますが、ハッキリ言って素人の仕事では、どうしてもフローリング時とペンで描いた部分の差が大きく、かなりの確率でバレてしまいます。

 

素人でも無理なくキズ隠しできるのは、あくまで線のようなこすれキズ程度まで。

 

大きなキズを無理に隠そうとして、それがバレると、「他にもこんな感じでキズをごまかそうとしているんだろう」と、より厳しいチェックが入ってしまうことになりかねませんので気をつけましょう。

 

クロスの画びょう跡の隠し方

クロスのキズとして特に気になるのが、「画びょうを刺した跡」です。

 

これを隠すには、ホームセンターなどでクロス補修材を買ってくるのが一番。
補修材で穴を埋め、毛羽立ちのないウェス(なければ、白い綿のシャツの切れ端でもOK)で、上からサッと拭き取れば、補修材とクロスがなじんで、一見しただけではほとんどわからなくなります。

 

「補修材をつけたあとに、パテでならす」という方法もありますが、これはフローリングの素材が凸凹していると、パテそのものがフローリングの凸凹に引っかかって、新たなキズをつけてしまうというリスクがあります。ですから作業慣れしていない素人にとっては、「やわらかいウェスで、はみ出た補修材をクロスとなじませるように拭き取る」というやり方のほうが、簡単で低リスクなのです。

 

ちなみに、もっと手軽な方法としては「画びょう跡の部分に、小さくちぎったティッシュを詰める」というのもあります。小さくちぎったティッシュを爪楊枝で穴に押し込むだけで、キズが見た目にはほとんど分からなくなる、というものです。

 

画びょう跡の箇所が少なく、補修材を買うのがもったいないと思うようなら、この方法を試してみるのもいいかもしれませんね。

 

網戸や窓のネジも調整しておこう

キズ隠しというのとはちょっと違いますが、「窓の開閉がスムーズに行かなくなっている」などというのも、原状復元費用を求められる可能性がありますので、ぜひこれもできる範囲で改善しておきましょう。

 

実は、ちょっとしたガタつきなどは、網戸や窓のネジ調整で改善されることも少なくありません。特に網戸は、「網戸の一番下にある調整ネジを締めただけでガタつきが改善する」というケースが多いですよ。

 

もし、開閉がスムーズに行かない、ガタつきがあるというような窓や網戸があれば、一度ネジ調整を試してみましょう。もちろん、素人判断であまり大げさなことはできませんから「ゆるんでいるネジがあったら軽く締め直しておく」というくらいでかまいません。