相見積もりを成功させるコツ

引っ越し業者の一括見積もりサイトを利用して、複数の業者から簡易見積もりが出てきたら、そこから3〜4社を選び出して、いよいよ本格的な「相見積もり」を開始します。

 

この相見積もりは、「引っ越し作業をする現場である旧居に、業者に実際に見積もりに来てもらう」という形でおこないます。
これを成功させるためのコツをご紹介しましょう。

 

相見積もりであるということを伝える

相見積もりをとる際に、まずやっておきたいのは、現地見積もりに来てもらう引っ越し業者各社に「相見積もりをとります」ということを、事前に伝えておくことです。

 

これは、単に「来てくれる業者に対してのマナー」というだけでなく、相見積もりを意識させることで、価格面でメリットが得られる可能性も高いことや、その場で契約を迫られた際も「他社としっかり比較してからにしたい」と即決を断る口実にも使える、というさまざまなメリットが出てきます。

 

「相見積もりなんて言ったら嫌われないかな」と心配する人も居ますが、そもそも、一括見積もりサイトを利用する以上、ほとんどの人が相見積もり前提であることは業者も承知の上ですので、そこは心配いりませんよ。

 

1日のうちに、すべての業者に来てもらおう!

一番おすすめなのは、「相見積もりに来てもらう業者はすべて、同じ日に来てもらう」という手段です。

 

とは言え、全業者を同日時に呼びつけて、見積もりに来る業者同士がその場で会ってしまう、というような形にするのは、絶対におすすめできません。

 

「業者と業者をぶつけ合って価格のたたき合いをさせたい」という人も居るかもしれませんが、「相見積もりをとる」というのと「業者同士を目の前でぶつけ合って価格たたきを楽しむ」というのとは、全然違います。

 

こういうことをすると「各業者が、ライバル業者に意識を向けすぎて見積もりの内容に漏れなどが出やすい」「こうした手段をとる依頼者に対して、いい心証を持たないのは確実」「業者を馬鹿にしたこういう手段に腹を立て、見積もりそのものを断る業者も出てくる」というようなリスクを抱えてしまうんですよ。

 

ですから「目の前で価格のたたき合いをさせれば最安値になる」などとは、考えないほうがいいでしょう。

 

ですから「複数の引っ越し業者に同じ日に見積もりに来てもらう」と言っても、「10時からA社、午後1時からB社、午後3時からC社」などという形で、1日の時間の中で、それぞれの業者と個別に対応できるよう振り分けるようにしましょう。

 

そして、1日で出揃った見積書をしっかりと比較して、価格やサービスなどを総合的に見て、もっとも良いと思った業者を選ぶのです。

 

見積もりに来たその場では契約を決めない

相見積もりを成功させるコツとして重要なのは「せっかく相見積もりをとるのだから、すべての見積もりが出揃ってから、冷静にしっかりと見比べる」ということ。

 

見積もりに来た営業の中には「この場で契約してほしい」という態度をとる人も居るでしょうが、そこで押し切られては後悔のモト。なぜなら、このように契約を急がせる営業の態度の裏側には、「他社とじっくり比較されては困るという気持ちがある」という可能性が高いからです。
つまり「冷静な目で比較してほしくない=他社より条件が悪い可能性が高い」ということですね。

 

たとえ契約を急がされても、「他社と比較検討した上で、必ず明日には結論を出す」などというような形で、即決することをきっぱり断りましょう。

 

ただし、相見積もりの結果を各業者に伝えるのは、「遅くとも見積もりの翌日まで」と考えたほうが無難です。できれば、相見積もりをとった日の夜には結論を出し、すぐ連絡を入れるのがベストですね。