立地条件と周辺環境のチェックポイント

新居をしっかりと探すためには、賃貸物件情報を見るだけではなく、実際に「現地見学・物件見学」をすることが鉄則。

 

なぜなら、物件情報だけでは分からないことがたくさんあるからです。

 

ここでは、現地見学に行った際の、物件の立地条件や周辺環境についてのチェックポイントをご紹介しましょう。

 

立地条件やのチェックポイント

ではさっそく、立地条件や周辺環境のチェックポイントを挙げていきましょう。

 

最寄駅まで、実際に歩いてみて何分かかるのか。
雨の日などにバス利用をする場合は、通勤・通学時間帯のバスはどのくらいの頻度で来るのか。
徒歩圏内に、商業施設や医療施設などが不便なく存在しているか。
物件から半径100メートル以内に、大きな道路や線路がないか。
物件への日当たりはどうか。

 

では、これらをチェックする必要がある理由を挙げていきましょう。
まず、最寄駅までの「実際の徒歩分数」や「バスの本数」は、言うまでもなく、毎日の通勤や通学に支障をきたさないかどうかを調べる必要があるからです。

 

「駅から徒歩〇分」と物件情報に書かれていても、それは「1分=80メートル」という物理的な距離から単純計算しただけのものなので、実際は信号や踏切の存在によって、かかる分数はかなり違ってきます。

 

特に「最寄駅に着くまでに、踏切を渡らなければならない」という人は要注意。通勤ラッシュ時の踏切というのは、場所によっては「開かずの踏切」となっているケースも少なくありません。

 

次に、商業施設や医療施設の充実性も、日々の生活を不自由なく安心して過ごすためには、立地条件としては見逃せないポイントです。

 

そして、「物件から半径100メートル以内に、大きな道路や線路がないか」というのをなぜチェックしないといけないのかというと、ハッキリ言えば、「半径100メートル以内にこれらが存在していると、騒音で悩まされる可能性があるから」です。

 

特に、木造や軽量鉄骨のアパートでは、外の騒音がまともに住戸に入ってくるので、このポイントは重視しておいたほうがいいでしょう。

 

あと、「物件への日当たりチェック」については「どうせ日中は仕事で不在なんだから必要ない」と思われるかもしれませんが、これもバカにはできません。

 

日当たりがいい物件と悪い物件とでは、住戸内のカビの発生リスクも違ってきますし、「外に洗濯物が干せるかどうか」という差もあります。

 

たとえ物件情報で「南向き」とあっても、「かんじんの南側に高い建物があって、実際は日当たりが悪い」などという物件は少なくありません。ですからこうした点もしっかり現地で自分の目で見てチェックしていく必要があるのです。

 

立地条件・周辺環境は、できれば「3回」チェックしよう!

さて、こうした立地条件や周辺環境のチェックですが、「1回現地に行けば、ハイ終わり」というわけではありません。

 

できる限り、「通勤通学時間帯・日中・夜」の3回、現地に足を運ぶようにして下さい。

 

なぜかというと、街の様子というのは、時間帯によっていろいろな顔を見せるからです。

 

たとえば「日中はのどかな雰囲気であっても、夜は大通りを暴走族が走って騒がしいことが分かった」「日中は徒歩5分で駅に着けたが、通勤時間帯は踏切がなかなか開かず、10分ほどかかった」「夜はこのあたりは街灯がほとんどないので危ない」など、日中だけのチェックでは分からないことがいろいろ見えてくるかもしれませんよ。

 

「引っ越し先のエリアは遠いので、3回も行くなんてとても無理」という人も居るでしょうが、そんな場合は思い切って平日に1日だけ休みを取って、「朝から夜まで現地に滞在し、3回のチェックを1日で済ませる」という方法をとるのも手です。

 

待ち時間はネットカフェなどで時間をつぶしてみてはいかがでしょう。